沖縄県指定天然記念物
国内希少野生動植物種
絶滅危惧ⅠB類
オキナワイシカワガエル (沖縄石川蛙、Odorrana ishikawae) は、両生綱無尾目アカガエル科ニオイガエル属に分類される、10cmを超える大型のカエルです。
一見すると目立つ背面の緑色の地に大小の斑紋ですが、苔や植物に見事に擬態し違和感なく自然に溶け込んでいます。
元の色合いでも充分キレイですが、稀に写真のような青い個体(アザンティック)や、緑と青が混じった(マーブル)と言われる個体も見られます。『日本でもっとも美しいカエル』と言われる理由も頷けます。青い個体の成体はとにかく少なく、初めてそれを見た時、ターザンばりに大声を出した事を覚えています(森の生き物達うるさくしてすいませんでした)。
冬に繁殖期を迎えますが、その時期の渓流沿いではメスを呼ぶオスの鳴き声が賑やかで、やんばる冬の風物詩のようです。
奄美大島に生息するアマミイシカワガエルと同種とされていましたが、成体の色彩、背部の皮膚隆起の形状、幼生の尾の長さ、核型などの違いから、2011年にイシカワガエルからオキナワイシカワガエルの和名になりました。
出会う機会は多くないので、ツアーで出会えたお客様は強運の持ち主かもしれません。


