生き物

ホルストガエル

    沖縄県指定天然記念物

    国内希少野生動植物種

    絶滅危惧ⅠB類

    ホルストガエル(Babiba holsti)は、両生綱無尾目アカガエル科バビナ属に分類される、10cmを超える大型のカエルです。

    オスとメスで大きさはさほど大差が無いようです。オスの前足はメスと比べ太く、その付け根辺りにはオレンジ色の小さなボッチ(隆起)があります。

    沖縄本島北部と渡嘉敷島に生息、いる固有種で、やんばるの森では渓流周辺で見かける事が多いです。

    繁殖期は夏で、その時期には「オウッ!オウッ!」と、カエルとは思えないような(年配の方が咳をしているような音)鳴き声が暗闇の中から聞こえてきます。私がはじめて一人でその声を聞いた時、誰がが暗闇にいると勘違いし少し驚いた記憶があります。

    良く晴れた夜には林道で会う機会は少ないのに、夏の雨の夜には林道で体を立てて微動だにしない、まるで置物のような姿勢の個体を多く見る機会があります。

    その威風堂々な姿を見ると、大相撲の横綱を連想してしまうのは私だけでしょうか…。

    因みにこのホルストガエル、前指に5本目の指のような鋭い突起(棘)がある事で有名です。身を守る武器なのか?

    確かめようにも天然記念物で触ることが出来ませんので、ツアーでタイミング良くそれをお目にかかれたらラッキーかもしれません。

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